「佐渡宿根木伝統的建造物群保存地区」における建造物調査設計・設計監理業務
- プロジェクト名
重要伝統的建造物群修理設計業務委託
重要伝統的建造物群修理設計監理業務委託
- 実施期間
平成24年~
- 発注者
佐渡市
- 対象地・エリア
新潟県佐渡市
国選定佐渡宿根木伝統的建造物群保存地区
- 業務内容
建造物調査、実施設計、設計監理
佐渡宿根木伝統的建造物群保存地区は、佐渡市の南西部に位置する小さな港町です。急峻な海岸段丘に囲まれた入り江に川が流れ、平行する数本の工事に面して主屋、納屋、土蔵など約200棟が軒を連ねています。江戸時代以降、北前船が寄港する港町として発展し船主や船大工が住む集落でした。そのため、現在も造船の余材や廃船の材料である舟板を転用する家屋も見られます。※平成3年(1991)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
本業務では、地区内の伝統的建造物の保存修理設計のほか、伝統的建造物よりも築年数の浅い非伝統的建造物の修景設計を行いました。設計対象は、個人宅の主屋、納屋、土蔵、社寺、郵便局など多岐にわたります。