公園樹木の管理
治療されたソメイヨシノ ～そのままでは腐朽、倒木するサクラも適切な治療を行うことで公園の施設としての安全性が確保されている
樹幹が腐朽したサクラも、安全が確保できる場合は伐採せずに活用されている
スタブカット（不適切な剪定）により腐朽が進んだ大枝
幹の周りを舗装されたサクラ そのままでは健全な生育が難しい
樹幹腐朽の進んだサクラ
樹形、樹勢の評価作業
測棹による樹高の計測
- プロジェクト名
高田公園桜長寿命化第二期計画策定調査業務委託
- 実施期間
平成３０年度
- 発注者
上越市
- 対象地・エリア
上越市高田城址公園
- 業務内容
高田公園は、上越市本城町にある日本有数の桜の名所のひとつで、春には大規模な観桜会が開催されます。この高田公園に生育するサクラ（主にソメイヨシノ）の生育状態や健全性を把握し、今後のサクラの育成や管理に係る計画を策定しました。公園内に生育するサクラ全木の樹木形状を測定し、目視確認できる外観の特徴（樹形、樹勢、病虫害、腐朽病害、損傷や大枝・幹の欠損状況等）から健全性を評価し、対策が必要な個体を選定しました。また、樹勢回復の処置・方法を提案するため、過去に土壌環境の改善や腐朽部の除去等を実施したサクラについて、その効果を検証しました。