白神山地世界遺産地域における原生的ブナ林の長期変動調査
世界遺産核心地域のブナ林
渓流を歩き調査地へ向かう
最新積雪深計の針金の曲がりで積雪深を計測
直径巻き尺による樹木の計測
林内の気温は高さ5mで計測
センサーカメラのケースに巣を作ったヤマネ
秋の世界遺産核心地域
- プロジェクト名
白神山地世界遺産地域における原生的ブナ林の長期変動調査
- 実施期間
平成24年,平成25年,平成26年,平成27年,平成29年,平成30年,令和1年,令和2年,令和4年
- 発注者
林野庁 東北森林管理局
- 対象地・エリア
白神山地
- 業務内容
世界遺産地域モニタリング、森林調査、自動撮影調査、気象観測、積雪深調査
白神山地世界遺産地域の価値を維持し適切な管理・保全に資することを目的として、寒冷・多雪な気候下にある原生的なブナ林の変動を明らかにするためのモニタリング調査を長年にわたり実施しています。
森林構造の把握のための倒壊林冠発生木調査をはじめ、林内における気温計測、センサーカメラを用いた入込利用状況の調査、最深積雪深計による積雪深調査など、多岐にわたる項目があります。
これにより、地球温暖化等による遺産地域の自然環境への影響について的確に察知しようとしています。